Python ポケットリファレンス

「ずいぶん昔にいじってたけど、バージョンが 2.6 となり、さすがに手持ちの本ではつらくて、新たな Python 本を買ってみた。」
Google App Engine で遊んでいるのだけれども、久しぶりの Python のせいか、けっこう悩んでしまう。クラスライブラリを忘れてるのはしょーがないけど、言語の部分と、基礎ライブラリで手間取るのは、ちと効率が悪すぎる。だもんで、一気に一通りの言語仕様を押さえてしまおうと、本書を手にしたって訳だ。

リファレンスってゆーより、Python の全体像を押さえる入門書って感じなんだけど、逆に、私の意図通りの最適書だった。とは言っても、プログラミングの入門書って訳ではなく、あくまでも Python の入門書だ。私が思う最適な読者は、既に他の言語を習得していて、Python も使いたいってゆー人だ。今からプログラミングを始めるってゆー人には、この本だと厳しいだろうね。

版を重ねているだけあって、過不足なく熟成されてる印象。Python を極めたい人には物足りないだろうけど、他言語の習得者が Python へ移る場合なら、一日あれば読めてしまうぐらい、必須事項が奇麗にまとまっていた。

Python ポケットリファレンス (Pocket Reference)

Python ポケットリファレンス (Pocket Reference)