イーグル・アイ

「裏で手を引いているのは "ファルコン (ブラッディ・マンデイ)" みたいなハッカーかと思ったら…。」
コピーショップで働くジェリーと、法律事務所勤務のシングルマザーのレイチェルは、"誰か" によって、強引に何かの事件に巻き込まれる。国防に関わる重要事項なのだが、そんなことを知らない二人は、FBI から逃げ回りながら、"誰か" の指示でどこかへ向かわせる逃亡劇。

ケータイ電話に割り込んだり、電光掲示板を乗っ取ったり、ハッカーモノっぽい手段で指示を送り続ける "誰か"。いったい誰が何のために?

現代社会を取り巻く IT 技術の数々に加えて、地図に写真がポコポコ表示されるシーンが、ふっと Google ストリートビューを彷彿させ、近未来に実際に事件が起こるんぢゃないかと錯覚させる。

あまり期待してなかったんだけど、おもしろい映画だった。マイノリティーリポートとか、エネミーオブアメリカを、もう一度観たくなった。

気になるのは、実行者として二人が選ばれた理由だ。"誰か" にジェリーが選ばれた理由は、映画の中で明らかなんだが、レイチェルが選ばれた理由は描写されてなかったよなぁ…。

エネミー・オブ・アメリカ 特別版 [DVD]

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