出逢いの大学

「人脈の意義と、人脈作りの方法。」
数週間前に「飲み会禁止。毎日、違う人と昼食を。」と思い立ち、ランチアポを入れまくっている。突然の思いつきで始めたことで、なぜ、そんなことをやり始めたのか、自分でもよく分からないのだが、やってみると、けっこういい感じだ。

親しい友だちと食事をするのが一般的だと思うけど、職制の壁、会社の壁を越えて、いろいろな人とランチを取ることをお薦めしたい。親しくなきゃ、親しくなればいいぢゃん! …と、逆転の発想で一緒に食事をするのだ。私の場合、中間管理職を経験してみて、所属の壁、役職の壁、会社の壁を超えた人と交流することが多くなったから、そーゆーことに抵抗がなくなったのだと思うけど…。

毎日違う人と食事をすると決めると、飲み会は厳しい。財布に厳しいのはもちろんだが、お互いに残業や他の予定があったりして、なかなか実現しないのだ。だけど昼食なら、ほとんどの場合、都合を合わせられる。弁当持参の人ですら「明日、一緒にランチなんてどう?」って言っておけば OK だし、健全な感じなので、女性 (女性なら男性) も気軽に誘えてしまう。:-)

飲み会禁止と決めてあれば、ランチは少しばかり贅沢できる。ちょっと雰囲気のいい、空いているお店に行けたりもするのだ。プチリッチな時間を過ごしたら、午後からは気分よく仕事に戻れる効果もあるし、お酒が入ると愚痴っぽい話題になったりすることも少なくないけど、明るい昼間は前向きな話になる傾向も高い。

# たまには、軽くワインなんか飲んぢゃったりして…。(^^;

そうだ! "笑っていいとも" で、毎日、違うゲストが登場するけれど、あれをヒントに、このランチメソッドを "タモランチ" と名付けることにしよう。「ねぇ? 明日、タモランチしない?」と使うのだ。(笑) もし、"タモランチ" が今年の流行語大賞になったら、"百人ランチ" を企画することをここに約束しておく。:-P

さて、本書。

人脈の効果と、人脈作りのノウハウが書いてある良書。「目的はお金」っぽい雰囲気を少し感じてしまうのが、ちょっとだけ残念な気もするけれど、「情報は発信する人のところに集まってくる」とか、ためになることが詰まっているので、実践すれば効果は絶大。違う明日が見えてくるに違いない。

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