iPhone SDK プログラミング大全

「そそのかされて、iPhone アプリを作ることになるかも…。」
なんつーか…。「アレの iPhone 版を作ったら、なんぼでも需要があると思わへん?」などとゆー言葉に、「そーゆーもんかのぉ…。そーゆーもんかもしれん…。いや、そーゆーもんだ。:-)」と、簡単に乗せられてしまい、早速、SDK をダウンロード。

ハードディスクの空き領域がないなどのトラブルもあったが、貴重な大人向け映像 (^^; を綺麗さっぱり削除して、インストールを完了し、ネットで軽く記事を読んで、翌日には簡単な iPhone アプリができてしまった。「これなら、アレの iPhone 版を作るのは、そんなに難しくないかもしれない…。」と更に錯覚が進む。(--;

RubyJavaScript を愛する Web 屋を自称する身としては、iPhone アプリは "作るものではなく使うもの" と決めていたのだが、かつて愛した Objective-C と寄りを戻すのも悪くない。成長した彼女は、プロパティやガベコレを身に付け、より美しくなったとゆー噂だし。:-P

iPhone SDK は、既にドキュメントが充実しているとはいえ、そのほとんどが英文。大量の英文を短時間で読むには、私のスキルは十分ではない。それを補うべく、概観を一通り知るために手にしたのが本書。

実際に開発するには、さすがに本書だけでは足りないのは明らかだが、iPhone SDK の構造や考え方が一通り載っているので、Apple が公開するドキュメントへの足がかりとして欠かせないのだ。世界中のどこにあるか分からないドラゴンボールを探すのは大変だが、ドラゴンレーダーがあれば、探すのはラクチンになるとゆー訳だ。:-P

本書の読後、残念ながら、iPhone 用の Objective-C 2.0 では、ガベコレが使えないことが分かってしまったが、それでも開発ツールが充実していて、実装技術力よりもアイデア勝負に持ち込める iPhone は、プラットフォームのフロンティアだろう。SoftBank が頑張って売ってくれることを期待しつつ、アイデアを詰めてゆくことにしよう。:-)