折衷案
「折衷って、真ん中を取ることぢゃないぞ。」
三省堂提供「大辞林 第二版」によると、折衷は "二つ以上の考え方や事物から、それぞれのよいところをとって一つに合わせること。" だそうな。
一般的に言われる折衷案は、"両者の顔が立つように、ちょうど真ん中ぐらいでまとめること。" になっちゃってるけど、そーぢゃないんだよ、ってゆー話。
…んが…。"「よいところ」とはなんぞや?" ってのは曖昧だったりする。暗黙知としては、目的 (ゴール) に近いモノが "よいところ" のはずだけれども、両者の顔が立つのが "よいところ" と定義するなら、"両者の顔が立つように、ちょうど真ん中ぐらいでまとめること。" が折衷案となる。それが、目的 (ゴール) から遠のくことであっても…ね。
さてさて、"よいところ" をどー評価したらいいもんかのぉ…。
# 読書記録以外の記事を書くのは、かなり久しぶりの気がする。