プラダを着た悪魔

アン・ハサウェイは可愛いねぇ〜。」
基本的には女性向けの映画なのは、まあ、みなさんご存知の通り。登場するブランドとかファッションとか、ぜーんぜん分からんし…。

この映画を観たのは、ずいぶん前のことになる。去年の秋まで 1 年ほど、商社系の会社で仕事をしていたのだが、観たのはその頃。スーツの着こなしだの、シャツのセンスだの、ヘアースタイルだの、靴のコーディネートだの…を食事の度に言われてた私には、この映画に感情移入しやすかったのだ。:-)

社会人人生の 80% を IT 系企業で過ごしている。今は私服の会社だけど、それまではずっとスーツ着用の会社だったから、「ネクタイがオレに変わってコードや仕様書を書いてくれるってのかよぉ〜。」と毒づきながらも、ま、スーツを着用していた訳だ。ビシッとカッコいいってことはなかったかもしれないが、変な服装ってこともなかったつもりなのだが、これが純商社になると文化が違う。「お客様の信用は第一印象から。」って訳だ。別に営業職で入った訳ではないのだが、そーゆー文化圏だから服装には細かいチェックが入るのだ。

なんか、"プラダを着た悪魔" に感情移入しちゃうのが分かるでしょ? :-)

さて、プラダ。世界中の女性たちの憧れの仕事に就いたアン・ハサウェイ演じるアンディ。鬼のような要求を突きつける編集長ミランダはメリル・ストリープ。古いけど、"マディソン郡の橋 [DVD]" の頃とは別人の様。年老いても上品で美人だ。

映画で印象に残っているエピソードは「ハリー・ポッターの最新作を姪っ子たちに (だったっけ?) 届けて頂戴。」ってヤツ。ミランダのホントの要求は、出版前の次回作の事だったってゆーのが後で分かるんだけど、この無茶っぷりはパンピーの私には想像を絶する世界。でも、この課題をなんとかクリアしてしまうんだなぁ…アンディは。:-)

そんなこんなで次々となんとか課題をクリアしてゆき出世してしまうアンディ。さて、その後の顛末は…。おっと、それを書くほど、ヤボではない。:-P

# 実は結末を忘れたってのは、内緒だ。:-)