嘘つき大統領のアブない最終目標
「ポール・クルーグマンに初挑戦。」
経済関係の話題から、友人の勧め (?) で、ポール・クルーグマンを読むことにした、その一冊目が本書。難しい話は苦手なので、優しそうな一冊を選んでみたのだ。
内容は、ちょっと経済学っぽくなく、ブッシュ批判本ってところ。えーっと、どっかの新聞に掲載していたコラムを書籍にまとめたものだと思われ、素人が経済学的な知的欲求を満たすには、ちょっと違うかな…と。
まあ、でも、そこそこ面白い本ではある。日本の政治経済さえよく分からない私にとって、アメリカの政治経済なんて、完全に対岸の火事なのだが、新聞やテレビで伝わってくるブッシュ像は、どうやら虚像らしい。
- 作者: ポールクルーグマン,Paul Krugman,三上義一,竹熊誠
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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日本人にとっても無関係って訳ではない。ほとんどが 9.11 絡みの話で、日本も自衛隊を派遣しているからね。
何が正しくて、何が間違っているのか、ホントのところはどうなんだろう? …ってのはよく分からない。当事者でない私にはよく分からないのだ。ただ、一方からだけの偏った視点で盲信するのは危険なことで、違う方面から違うものが見えることは、常に意識しておきたいところ。