解放

「扉は開いているんだね。」

名著 "ハッカーと画家" の著者、ポール・グレアムのコラムの翻訳。彼の書く文章は、分かりやすい比喩で多くの示唆に富んでいて、人々の心を小さな箱の中から解放方向に向かっているので、とても好きなのだ。難しい言葉で人々をケムに巻いて小さな箱の中に閉じ込めようとする偉そうな人とはずいぶんと違う。

社会の仕組みとか、生き方なんかの話は、納得できない話や、うさんくさい話、おかしな価値観に基づいたものが跋扈してるけど、そんなのとは一味違うので、ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたい。

# 翻訳、ご苦労様でした。堪能させていただきました。m(__)m

動物を檻から解放しても、しばらく檻が開いていることに気づかないってことを知ってるかい?

この比喩がおもしろい。振り返ってみると、開いていることに気付かずに、ずっと檻の中にいたことがたくさんあったなぁ…などと思い出す。まったくもって、目から鱗が落ちる話が盛りだくさんだ。