慧眼

「これが一般的な見解なのかな?」

いつも素晴らしいコラムを読ませてくれる萬晩報。しかも無料。その活動には敬意を払うばかりだ。だけど、今回の話は賛成できないなぁ…。

確かに、慧眼を持っているにこしたことはないが、基本的には "他人のことは分からない" 。隣人が罪人でないと断言できないのが今の世の中だと思うのだ。

不祥事を起こすような人間を採用したら、採用が間違っていたのは当然である。その会社は正しい人物評価ができなかったわけだから。

直接選挙ではないとはいえ、その首相を選んだのは我々国民なんだけど、そのあたりはどうなんでしょ? :-P

今回の、堀江貴文氏逮捕かどうかに関係なく、自民党が非難されるべきポイントはある。売名と郵政民営化のために堀江貴文氏を応援したことだ。政治家になると言うのに、政策やビジョンを評価してないんだから、そっちの方がはるかに大きな問題ぢゃないかと思うのだ。

# 慧眼が必要なのはビジネスマン。
# 政治家に必要なのは、ビジョンと交渉力と違うかな?

心が寒くなるのは、この国の頭脳とでも言うべき東京大学教授が大衆迎合的な下らない文章を書いてることだ。首相がなすべきなのは、詭弁による言い逃れでも、口先だけのどうせ無意味な謝罪でもなく、こんな茶番をさっさと終わらせて、よりよい国民生活のために尽力することのはずだし、東京大学教授がなすべきなのは、大衆迎合ではなく、すばらしい英知と研究成果を国に還元することのはずだ。:-)

だいたい…。逮捕されたとは云え、裁判が終わってないんだから、知識人なら "推定無罪" の精神を貫くべきぢゃないかと思うんだけど、そのあたりはどうなんだろ? そりゃぁ、あれだけネームバリューがある人のところへ当局が踏み込んだんだから、十中八九有罪なんだろうとは思うけど…。

# ワイン 1 本開けた後だから、無茶を書いてるかも…。:-)