分別

「ゴミの分別が分からない…。」

嫁「それは燃えないゴミ!」
私「なんでやねん! 頑張ったら燃やせるわ!」

こんな会話をしているのはウチだけなんだろうか…?

地域によってゴミの分別が細かいところもあれば、大雑把なところもあるようだが、不思議なのは「本当に共通認識があるの?」ってこと。例えば、これ。

まあ、ゴネたい訳ではないので、この件は深くは追求しないけど、あれもこれも燃えるんだよなぁ…。

冒頭の会話は、お菓子を包んでいた透明な包み。ゴミ箱から取り出して改めて確認したところ、矢印をベースにしたリサイクルマークらしきものの下に "PE,PP" と印刷してある。どうやら燃やさずにリサイクルしなきゃいけないものらしい。だけどこれ、気にせずにフツーにゴミ箱に捨てちゃって、そのまま可燃ゴミとして処理されることが多そうに思うんだけど…。

空になったインクカートリッジや電池を回収箱に入れたりして、ちゃんと分別している気になってたけど、今までありとあらゆる包みは無分別にゴミ箱に捨ててたから、きっと "ちゃんと分別しない人" になるんだろうなぁ…。

そんな私のような人が多数派だとしての話だが、個人の判断に任せている限り、ゴミの分別精度は低いはずで、分別しなくてもいいような材質か、誰でも分かると言えるほど分別ルールを簡単にする策が必要だと思う。例えば色付きのゴミ箱アイコンをプリントしておいて、赤ゴミ、青ゴミ、黄ゴミと分別するとか…。色ぢゃなくって番号でもいい。1 番ゴミ、2 番ゴミとか。

昔、テレビで見た記憶があるんだけど、ドイツでは自分でトレーやラップを持って買い物に行き、それを使って肉や魚を買うらしい。もちろん何度も再利用するから、そもそもゴミが出難いそうな。ゴミの分別の前に、そもそもゴミを減らすことが必要なのは確かだ。でも、ゴミを作るのは楽だし、便利なんだから、よほどのことがなきゃ善意をあてにしていては改善されないだろう。なのに、ドイツ人の環境への意識の高さはどこから来るんだろう…? まあ、テレビで描かれていたドイツ像が必ずしも全体を表している訳ではないだろうけど…。