現実

「二進も三進もいかない。」

厳密な定義は重要だとは言っても…。

ライセンスがなくてもできる職業だから、一定の共通認識を前提にできない現実はある。それを前提とすると、共通認識を持つためのある程度の教育コストをかけるか、共通認識のない作業は省いたり、他の方法でカバーしたりといったことが行われるべきだ。でも、残念ながらそうはならない。知ってるフリ、やってるフリで進んで行く。誰も検知できないからね*1

で…。

いろいろ研究しておられる方から、問題点の分析や方法論の提案があったりするのだけれど、イマイチ納得できない。"厳密" で書いたようなケースが、「リスク管理をやっていて、失敗したプロジェクト*2」としてカウントされたりするからだ。実質的にリスク管理が行われていないのに、リスク管理は効果がないと云う結論になってしまうことになる。行われていないのか効果がないのか、区別できないんだからしょーがないんだが…。:-P

*1:なんの力もないヤツが検知しているパターンもある。:-P

*2:実は最終的にどうなったのか知らないのだが…。