「教科書なしには驚いた。」

電子教材の方が工夫をこらした分かりやすい教材になるだろうし、資源保護の点でもいい。そういえば、ハイパーカードを使って教材を工夫していた先生がいたと云うような記事も読んだことがある。もうずいぶん昔のことだけれど…。

だけど、不安がない訳でもない。ごてごてなデコレーションに慣れてしまって、想像力と云うか、創造力と云うか…が貧弱になっちゃうんぢゃないだろうか? と云うのが、その不安だ。ただの杞憂なのかもしれない。大量の情報をうまくさばく能力が育ちそうな気もするから、古い価値観にしばられた回顧主義的な不安に過ぎないような気もする。

例えば音楽の教材では、楽器が弾けなくてもクリック一つで聴きたい曲を聴けたら、短い授業時間でいろいろな曲に触れることができるだろう。難しい数式もグラフ化して視覚的にとらえたら簡単に理解できる気がする。

うーむ、電子教材ってのは、もしかしたらとってもいいことなのかも…。