無為

「リソース占有時間とボリュームは違うんだってば。」
前に、スケジュールはリソースの割り当てであって、タスクのボリュームではないと云う話を書いた。この部分の混乱は収まらんのだろうなぁ…。

スケジュールを書くに当たって、エクセルで作ったシートを渡された。予定と実績を入れると自動計算してくれる、とっても便利なもので、工数や進捗率を自動的に出してくれる。

工数がリソースの稼働量を意味するなら、工数算出は問題はない。けれど、どうやらそうぢゃなさそうだ。最初はどっちの意味も含んでいるんだけど、概念がちゃんと分離されてないから混乱しているし、途中からは完全にボリュームの意味に変わってしまう。さらに、進捗率がとってもまずい。予定と実績を入れると自動的に出てくるのだけれど、これって「計算することになんの意味もない!」んだよなぁ…。期日になると必ず 100% になるからね。終わってない場合はどうするか? 予定の方を書き換えるんだよなぁ…。おいおい。

予定を書き換えちゃぁダメだろう…と云う話ではない。そこを縛るとさらに歪む。一つ戻って、そもそも予定を書き換えないようなスケジュールを立てなきゃいけないのだ。さらに一つ戻って、そういうことが可能なような仕事の進め方をしなきゃならないんだけれども…。

おとなしく進捗会議に参加しているけれども、そういう資料を基に議論しているのだから、とっても効率の悪い会議になっている。話し合う必要がないことを一所懸命に議論 (…説教と呼ぶべきか…) している。無為だ…。

で、私には関係がない話なので、はてな の日記を書いている。