商才

「こんなところにあったのかぁ…。」
エニックスとスクエアが合併した時、ドラゴンファンタジーが発売されるかと冗談を言っていた。さすがにそれは実現しないようだけど、ドラクエのキャラと FF のキャラが登場するゲームがあった。

まさか、こんなところに出てるとは…。

"いただきストリート"は、昔、よく遊んだボードゲーム "億万長者ゲーム" に似た感じのゲームで、店の売買、増資、株を使って、総資産を増やすことが目的。子供でも遊べるようにルールは簡単で、ポップな雰囲気のゲームとなっている。ルーレットと云う偶然の要素があるものの、勝つためには M.I.Q*1が欠かせない。さすがに、ローソク足が出てきたりはしないけれども、それでも勝つためのポイントは株である。店舗の売上げを増やすと云う労働者的発想ではゴールは遠いのだ。

売買が完全に自由にできる訳ではなく、限られたチャンスの中でのやりくりなので、そんなに大きな差は開かないようだ。このあたりは逆転の可能性を残しつつ、ゲームバランスをとっているのだろう。本格的なマネーゲームとしては、他にもっと適したものがあると思うが、気軽なすごろくゲームのような感じで、基本的な M.I.Q が身に付きそうで、子供の教育にも良さそうだ。

プレイ人数は 1 ~ 4 人。一人だとコンピューターを相手にステージをクリアして行くことになる。全部、クリアすれば、金持ち一歩手前かも?

*1:少年マガジンに連載されていた漫画のタイトルで、マネーの IQ の意。