フィクサー
「うーむ…。邦題、変だよ。(--;」
"もみ消し屋" ってことで予告編でも煽ってたから、ジョージ・クルーニーが華麗に事件をもみ消す痛快モノを期待してたんだけれども…。ぜんぜん違った。
映画自体はいいのだ。ジョージ・クルーニーもティルダ・スウィントンも好きだし。フィクションとは思えない、しっかりとした社会派の映画で、薬害とか、企業倫理とか…そのあたりをテーマにしたシリアスなドラマなのだ。"白い巨塔" とか好きな人は、気に入ると思う。見せ方がちょっと難解な気もするけど、それがリアリズムを生み出しているんぢゃないかな?
気に入らないのは、タイトルを含めた日本のマーケティング。ぜんぜんフィクサーぢゃないって…。(-; 興行的なウケを狙ったんだろうけど、娯楽として観るつもりだった私にすれば、詐欺にあったようなもんだよ…。
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