彼が二度愛したS

「おもしろい映画なんだが、邦題が…。(--;」
予告編も何も知らず、ちょっとばかりのエロティックを期待して、予備知識なしで観た映画。:-P

観ている途中で、なーんとなく邦題がおかしいと思って調べたら、現代は "deception"。なるほど…。こっちの方がタイトルして相応しいわ。変な邦題を付けずに "デセプション" でいいぢゃん。

ちなみに "deception" は、うそとか、ペテンとかのこと。

映画中に登場するセックスクラブが衝撃的で、そこからドロドロした人間ドラマに発展するのかと思っていたら、サスペンスに。このあたりで、「あれ? あのタイトルからこうなるの?」と思った訳だ。

登場する悪役は、X-MEN ぢゃないの? と思ったら、やっぱりヒュー・ジャックマンだった。X-MEN ではあんまり知的な役柄ではなかったと思うが、この映画では狡猾な詐欺師。んでもって、セックスがものすごいらしい。(笑) こっちの方は X-MEN のキャラに近いかもしれない。:-)

さてさて、映画はおもしろい。用意周到な詐欺師が用意したシナリオに翻弄される、冴えない公認会計士ジョナサン(ユアン・マクレガー)。おどおどした純朴な青年のはずなのに、一瞬のひらめきで大逆転。詐欺師ワイアットの表情が変わるシーンは、なかなか見所。

そして最後は純愛。純朴キャラに戻る。うーん、二度目に愛したのがこれってことになるのかな…? 三度目の正直ともとれるんだけど…。まあ、観てくだされ。:-)

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