世界一感動する会計の本です

「"感動する会計の本" ってなんぢゃ? …と思って買ったら、ホントに感動した。:-)」


うまい! …と思った。読後の清涼感のある会計の本なんて、他にないんぢゃないだろうか?

ジャンルとしては簿記入門ってことで、最後は財務諸表まで登場するのだが、ほとんど童話のようなノリで学べるのだ。もちろん、細かい勘定科目や仕分けは、もっと詳しい本をあたることになるのだが、最初にこの本を読むことで、圧倒的にその後の習得が楽になるだろう。

最初から難しい専門書でもかまわない人もいるだろうが、そーゆーところから入ってしまうと、簿記マシーンになってしまいがちな傾向が強いように思うんだよねぇ…。複式簿記を発明した人が誰なのかは知らないけれども、これ、ものすごーくおもしろい手法だと思う。そのおもしろさを知らずに、簿記マシーンと化してしまうのは、実にもったいないと思うんだけどなぁ…。

物語は、必ず結末まで読んで欲しい。「え? そうなの?」と、意外なエンディングが待っている。…とわざわざ断らなくても、読み始めると最後まで止まらないと思うけどね。:-)