世界一感動する会計の本です
「"感動する会計の本" ってなんぢゃ? …と思って買ったら、ホントに感動した。:-)」
うまい! …と思った。読後の清涼感のある会計の本なんて、他にないんぢゃないだろうか?
ジャンルとしては簿記入門ってことで、最後は財務諸表まで登場するのだが、ほとんど童話のようなノリで学べるのだ。もちろん、細かい勘定科目や仕分けは、もっと詳しい本をあたることになるのだが、最初にこの本を読むことで、圧倒的にその後の習得が楽になるだろう。
最初から難しい専門書でもかまわない人もいるだろうが、そーゆーところから入ってしまうと、簿記マシーンになってしまいがちな傾向が強いように思うんだよねぇ…。複式簿記を発明した人が誰なのかは知らないけれども、これ、ものすごーくおもしろい手法だと思う。そのおもしろさを知らずに、簿記マシーンと化してしまうのは、実にもったいないと思うんだけどなぁ…。
物語は、必ず結末まで読んで欲しい。「え? そうなの?」と、意外なエンディングが待っている。…とわざわざ断らなくても、読み始めると最後まで止まらないと思うけどね。:-)
<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2004/09/25
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (58件) を見る