★★★★☆ "脳と仮想"

すっかり脳科学に取り付かれていて、その延長線上で読んだのが本書。

主に、文学、芸術、日常あたりから論考するスタイルで、文体も科学的と云うよりも文学的な感じ。きっと、多くの人にとって読みやすく、また、分かりやすい内容だと思う。脳科学のとっかかりとして、ぜひ、一読されたい。

なぜか、私の回りにいる IT 関係者は脳関係の本を読んでいる人が多い印象があるのだが、IT 関係者は脳が好きになる法則のようなものがあるのだろうか? オブジェクト指向 -> 認知科学 -> 脳科学みたいなパスをたどっている人 (これからたどる人) は、少なくないような気がする。

脳と仮想

脳と仮想