★★★★☆ "脳と仮想"
すっかり脳科学に取り付かれていて、その延長線上で読んだのが本書。
主に、文学、芸術、日常あたりから論考するスタイルで、文体も科学的と云うよりも文学的な感じ。きっと、多くの人にとって読みやすく、また、分かりやすい内容だと思う。脳科学のとっかかりとして、ぜひ、一読されたい。
なぜか、私の回りにいる IT 関係者は脳関係の本を読んでいる人が多い印象があるのだが、IT 関係者は脳が好きになる法則のようなものがあるのだろうか? オブジェクト指向 -> 認知科学 -> 脳科学みたいなパスをたどっている人 (これからたどる人) は、少なくないような気がする。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: 単行本
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