世代

「計画的と呼ぶには稚拙な気がするのだが…。」

どこかのブログで見かけた表現だが「キレる子供が大学生になった。」と言うのは的を射た表現かもしれない。

先の記事で、"似たようなストレスを抱えている人は少なくない" と書いたが、ストレスと云うのは周りの圧力ばかりが原因ではなく、ストレスを感じる心の方に問題があることも少なくない。私が書きたかったのは、どちらかと言えば後者なので、「キレる子供が大学生になった」を見かけて、「そうそう、それそれ。」とパソコンの前で頷いてしまった。

猟奇事件でなくとも、"キレる子供" が多くなってることは一般的に認知されていることと思う。なのに、目立つ事件のスケープゴードを求めるばかりで、抜本的解決を図らなかったが故に起こった不幸だとは言えないだろうか? 塾や大学、そして犯人を非難しているばかりでは、今後もセンセーショナルな事件が起こることは想像に難くない。

個人の力でどうにかできるはずなどなく、ただただ、誰も被害者にも加害者にもならずに済むことを祈るばかりである。