骨髄

「保険料が安くなったりしないんだろうか?」

帰宅途中のバスの中に、骨髄バンクの広告があった。骨髄バンクだけでなく、献血アイバンクや臓器提供も含めてなんだけれども、良心にあてにした無償提供で、どれだけうまく機能しているのだろうか?

うちは国民健康保険の負担が馬鹿にならないから、国民健康保険が安くなるなら進んで登録するのだが、きっとそういう人は少なくないと思う。それぢゃぁダメなんだろうか? いくらまで保険料を下げられるかは分からないけど、適合する骨髄や臓器が見つかるまでにかかる医療費と、宣伝費の大半を保険料に充当する資金とするのだ。こういうシステムを作れば、医療制度の充実した国ってことにもなりそうだ。

ボランティア精神はないのか? なんでも金か! サモしいヤツめ! と言われるかもしれないが、その批判は甘んじて受け入れるとして…。そういった良心を育てるのにかかる費用は、いったいどのぐらいなんだろう? などと思ったりした、今日の帰り道。