懐古

「発売時期が早ければねぇ…」

CD が登場してから何年経っただろうか。「もう聴けないから…」と捨てられたレコードの枚数は、膨大なものに違いない。もし、CD が登場してから数年のうちにこの機械が登場していれば、きっと大きな需要があったことだろう。今ならデジタルに変換して iTunes に取り込みたいところだけれど、私の手元には既にレコードは残っていない。今でもレコードを大事に保管していて、プレーヤーをちゃんとメンテナンスしてるような人は、デジタル化には興味がなさそうだから、パソコンに取り込むための機能の需要はないかもしれない。

そういえば、先日、レコードで持っていたような曲ばかりを iTMS で探しまわっていた。アリスの「チャンピオン」を見つけた時はうれしくなったけれど、残念ながら他はあんまり見つけられなかった。「いちご白書をもう一度」とか「砂の十字架」なんかあったら、めちゃめちゃうれしいんだけどなぁ…。

古い曲は CD 屋で入手できないから、iTMS で用意してくれると、30 代、40 代の人たちが大人買いするんぢゃないだろうか? まだまだ IT が苦手な人が多いから、マーケットはそんなに大きくはないかもしれないけれど…。