期限

「そりゃぁ、おいしいに越したことはないんだけれど…。」

先日、賞味期限の切れた烏龍茶をもらった。たぶん、売れ残りのものだと思うが…。その時の会話にあったのだが、どうやら "賞味期限" を "おいしく食べられる期限" だと思っている人は少なくないらしい。なんかの宣伝の影響だろうか?

もし、おいしく食べられる期限だとするならば、最初からまずいものだった場合はどうなるんだろう? 人それぞれに好みも違うから、おいしいかどうかなんて簡単に決められるものではない。期限が過ぎると急にまずくなる訳でもなく、黙ってテーブルに並べられると、おそらく私は気付かない。ここまで考えると「"おいしく食べられる期限" と云う定義は、なんか変だぞ?」と気付くと思うのだが…。もしかしたら、私の方がひねくれているのだろうか?

細かい話は "ウィキペディア (Wikipedia)" あたりで調べてもらう*1として、"賞味期限" を簡単に定義すると「食って腹が痛くなった時、食った方が悪いのか、作った方が悪いのか? を決める境界線」である。もちろん、保存方法も大事な要素だ。

もし、保存方法に自信があり、腹が痛くなっても文句を言わないのであれば、賞味期限を過ぎたものを食べるのは、個人の自由だ。熟成させた (腐りかけ?) 方がうまいと言われるものもあるしね。

*1:ここからリンクを張ってもうまく飛べないのだ。