実験

「風呂場は最高の育児現場かもしれない。」

6/8 に「ワインを注ぐ量は、ボトルの首のところで決まるのさ。」なーんて書いたところ、友だちと飲みに行った際に「ボトルを回して渦を作っておけば、それ以上の速度でワインは流れるぞ。」との突っ込みが入った。

早速、子供と一緒に風呂に入った時にペットボトルを持ち込んで実験をしてみたところ、「おおぉぉぉ、速い~!!!」と感動の実験結果だった。頭では予想していたけれども、実際に結果を見ると、大人でもうれしいものだ。

ボトルをひっくり返して液体を出すと云うのは、液体と気体の場所の交換なので、これをいかに効率良くやるかがポイント。液体よりも気体の方が移動速度が速いけど、普通にひっくり返すと液体が邪魔して気体がボトルの中になかなか入ってこれない。渦を作っておけば、液体は遠心力で外側に追いやられるので、常に気体の通り道を確保できる。これで効率良く液体が外に出て行くと云う寸法だ。回し過ぎると遠心力で液体が下に落ちて行かず、なかなか出て行かないから、空気穴が確保できるぐらいでいいと思うのだけど、ここのバランスまでは追及し切れていない。…ってか、文章で説明できんよ…。

この実験は、子供にもとても評判が良かった。もしかしたら、でんじろう先生にも負けてないかもしれない。なんとか、父権を維持できたんではなかろうか…。(笑)

子供と遊んでいるうちに、さらに効率的な方法を発見した。子供に教えられると云うのは、こういうことなのかもしれない。