相談

大企業病ってのは、問題を誤魔化す便利な言葉だな。」
"http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050525/K2005052400561.html"

ミスを起こした人にきちんとした再教育をすることは当たり前だし、それが何回も続く人に乗務を降りてもらうのも当たり前だ。乗務員にストレスがたまっているというが、乗務員でストレスをもっていない人はいない

正論に思えるけれども、正論と言えるかどうかは分からない。改めて正論とは何かを考えてみると、よく分からないなぁ…。それはさておき、何度もミスが発生するのはなぜだろうか?

  1. 当人に適性がない。
  2. 教育が効果的なものではなかった。
  3. 要求水準が高すぎる。
  4. とっても運が悪かった。
  5. 霊が憑いている。

などの理由が考えられる。「乗務を降りてもらう」ことで事態が改善するのは、1 番のケースだけだ。2 番が原因だった場合は教育を見直さなければならないし、3 番なら運転技術の要求水準を下げるために、ゆとりのある運行計画にするとか、自動運転とかが解決策になる。4 番なら毎朝占いを確認して、ラッキーアイテムを支給するべきだろう。5 番なら、もちろん除霊だ! コンスタンティンに電話しなきゃ。…まあ、4 番、5 番は冗談だけど、ミスする人が多いようでは、いつ大きな事故が発生するか分からないのだから、当人を降ろせばいいと云うものではない。「何回もミスが続くから乗務を降ろす」のが「当たり前」とは限らないのだ。

それから、「乗務員でストレスを持っていない人はいない」と云うのは、いったい何が言いたいのだろう? もしかして「みんながストレスを抱えて運転していては、いつ大事故が起こるかわからないから、最優先で解決しなければならない最重要事項だ。手始めに全員を家族同伴でハワイ旅行へ招待したい。」と云う話だろうか? …まあ、そんなはずはないんだけれど…。

なんつーか…。「みんなが DS を持ってるから、僕にも買ってぇー」みたいな子供の論理だ。相談役ですか…。こーゆー人に相談するのね。(TT)