★★★☆☆ "コンスタンティン"
「好きなんだけど、厳しめに…。」
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"コンスタンティン"
スピード、マトリックスのキアヌ・リーブスが主演なのはご存知の通り。CG を駆使した映像は、美しく、そしてリアルである。地獄すらも。ストーリーもいい感じで、飽きさせない展開だ。
ただ、期待してしまっていたのだろうな、きっと。マトリックのような哲学的な部分を。そういう部分で物足りなさを感じてしまった。もしかしたら、聖書を読んでいないことが原因かもしれない。そういう背景を知っていれば、深みのあるストーリーを感じられるのかも…と思わないでもないけれど…。天使のたくらみ、悪魔のたくらみ。…うーむ、最後は詰め将棋のように読めてしまったんだよなぁ…。だから、奇想天外な驚きを感じる楽しみが薄かったのだ。
目で見て楽しむ娯楽映画とすれば、映像は迫力あるし、爽快感がある。映画館の巨大なスクリーンで、映像とサウンドを楽しむ価値のある一級品だと言える。
そうそう、最後の最後にワンカットあるのだが、3 割ぐらいの人が見逃してるんぢゃないかと思う。ストーリー上の重要なカットって訳ぢゃぁないけれど、見逃すには惜しいものなので、これから観に行くならちゃんと「最後まで」観た方がいい。
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