Excel Tips

Excel にもビューがあったんだ。」
今まで活用されてるのを見たことがないから、誰も知らないと思うのだが、もしかしたら周知の事実かもしれない。

"表示" メニューに "ユーザー設定のビュー" と云うのがあり、複数のビューを登録できることを発見したのだ。これを使えば、今まで別のシートを作っていたものを、一つのシートで済ませられるかもしれない。

まあ、でも、たいしたことはできないので過度な期待は禁物だ。表示する行、列、印刷設定を覚えてくれるだけだし、「今、どのビューにいるのか?」と云う概念はない。表示状態をスナップショットとして記憶してくれるだけなので、もし、ビューを変更したい時は、シートに変更を施してから、同名で上書きすることになる。

私はアウトラインプロセッサー的な使い方をすることが多いので、上位階層の部分だけを表示するようなビューを作って目次として印刷するとか、その横に進捗管理用のマークを付けて、チェックリストを作るとか、早速、有効活用している。進捗管理として印刷するときは、細かい仕様のセルは隠しておき、仕様書として印刷するときは、進捗マークの部分は隠しておくのだ。手作業だと面倒だけど、ビューを使えば手軽にできる。管理表だと微妙に名前が違うといった事故もなくなる。

一行目には仕様書要のヘッダー、二行目には管理用のヘッダーを作って、うまく表示するようにしているのだが、全部を表示すると、ちょっと奇妙だ。(笑)

まあ、それはともかく…。一度、お試しあれ。