女神

「もしかしたら、こういうこともあるかもな。」
出向先が、ノートパソコンを貸与してくれている。もちろん、Windows が快適に動く。しかしまあ、Windows ってやつは、なんと云うか…好きになれない。

評価基準が、機能の「ある/ない」、あるいは「できる/できない」にあり、「どうあるのが良いのか?」と云う評価が欠けている感じがするのだ。コマーシャルソフトにせよ、シェアウェアフリーソフトウェアにせよ、やたらと機能が付いていて、やたらと環境設定項目が多いのが目立つ。それが悪いと云うことではないし、単に好みの問題なのかもしれない。いろいろ考察はあるのだけれど、そのあたりは置いておいて、今回は Windows ぢゃなくって、Mac を使いたいよ~と云う話だ。

ある日、突然、自前の Mac に入れ替えたらどうなるだろう? 「あれ? マシンが替ってる…。どうしたの?」と訊かるに違いない。その時の答えはこうだ。

「実は、お借りしたマシンを池に落としてしまいまして…。困り果てていましたら、池から女神が表れて、『あなたが落としたのは、この黒い Windows の ノートパソコンですか? それともシルバーPowerBook G4 ですか?』って訊かれちゃったんですよ。私は正直に黒いノートパソコンって言ったんですけど、女神様はこっちの PowerBook G4 を置いて、また潜って行ってしまったと云うのが事の顛末でして…。」