プログラマーズカフェに行ってきた-2

「特定のテクノロジーにフォーカスしてないからこそ、おもしろい。」
前回に続き、今回もゆるい運営。ところどころで、濃い技術情報の交換はあるんだけれども、全体としては IT 業界を俯瞰した目線で、業界構造や業界動向の話があって、三鷹の地域振興のことも考慮しつつ、いろんな話題が飛び交う。

これは、すごいことなんぢゃないかな? 技術を知ることと、技術を活かして収益を上げることは、普通は完全に別のレイヤーの話題だけど、それを分離しないで、経済活動の中での技術情報の交換ができるってのは、他ではちょっと思い当たらない。

参加する側から見れば、運営のゆるさから、何をしたらいいのかってゆー戸惑いもあるんだけれども、どんな発展を遂げるか、実験的な試みでもあるそうなんで、その成長は参加してる人たちに委ねられてるってことでもある。これは、大いに利用した方が良さそうだ。何かにチャレンジして失敗しても、別にペナルティを受けたりはしないし (少しばかり恥ずかしい思いをするぐらいのもんだろう)、うまくいったら儲けモノだ。:-P

そんなゆるいコミュニティだけど、ここから何か新しいサービスやビジネスが生まれれば、ちょっとおもしろいんぢゃない? いろんな技術背景を持つ人たちが集まるコミュニティだからこそ、それが実現する可能性が高いんぢゃないかな? もし、「こーゆーことをしたいんですけど…」ってリクエストがあったら、絶対に誰かできる人がいるだろうからね。

私は、会社組織、技術カテゴリを超えたこんなコミュニティが、化学反応を起して、何かを生み出す場になると確信してる。だって、インブリーディングが弱体化してゆくのは、自然の摂理だからね。