富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか
「富裕層限定の SNS をご存知?」
入会条件が、金融資産 1 億円以上となっている "ゆかし"。富裕層の人たちが入会する動機は何? そこで流れる情報はどんなもの? …ってのが興味津々で手にした本書。
1 億円と聞くと、宝くじでも当てないと手にできない大金だとゆー感覚が一般的だと思うが、意外とそうでもないかもしれない。もし、国民全員から 1 円を貰えば、アッとゆーまに 1 億円だ。その程度の金額だ。そんなの実現不可能だと諦めるなかれ。自分が関わっている仕事で、いったいどれだけのお金が動いているのか? システム開発なら数百万円から数億円規模の案件を請け負っていると思われるが、自分の関わっている仕事で誰かがその金額で決済しているのだ。うん百万円、うん千万円の決済を貰うことを思えば、1 円を集めるぐらい簡単なこと。もし、自分が 1 円を払ってくれと言われたとすると、断ったりしないでしょ? ま、効率よく集める手段が問題ではあるんだが…。:-P
お客さんに決済を貰いたければ、お客さんの望みを知ることが大切で、女性を口説くなら、女性の気持ちを知ることが大切なのと同じように、富裕層を顧客とするなら、富裕層の状況を知るのが、定石とゆーもの。実際に富裕層になってみなければなかなか分からない部分もあるだろうけど、そうなるためには、本書を読んで富裕層を理解して、彼らの求めるものを生み出すのが近道かもしれない。:-)
- 作者: 高岡壮一郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: 単行本
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