地図

「へー、等高線ってこういうことだったんだねぇ。」

立体視を使って、地図を見るサービスが試験公開されている。やたらと説明が長いけれども、要するに等高線地図を立体視で立体的に見せるサービス。早速、試してみたところ、これがなかなかおもしろい。等高線がモコモコの山に見えるし、川がちゃんと谷底に沈んで見えるのだ。

ここが一番高いところで、このあたりは傾斜が緩やかで…と理屈では分かっていても、視覚的にモコモコが見えるとずいぶんと印象が違うものだ。昔、学研の科学の付録か何かで、石膏で作る日本地図があったけれども、印象としては近いものがある。

見るために (並行法モードへ入り込むのに) 少しばかりの集中が必要だし、見ることができない人もけっこういるらしいから、普及はしなさそう (余色法なら普及するかな?) だけど、面白い試みだ。ん? でも、よーく考えたら、人間が苦労しなくても 3D でリアルタイムでレンダリングできるんぢゃないの?

ところで、このサイトには "はじめての方は必ずお読みください" と注意書きがあるのだが、こういうことを書く時は、内容も重要でなきゃならないと思うのだ。なぜなら、書いてある内容がたいしたことがなかった経験を何度か積んでしまうと、"必ずお読みください" を見かけても読まなくなるからだ。

必ず読まなければならないような内容でないのに、"必ずお読みください" と書いたら、"必ずお読みください" の形骸化を促した罪で、罰金を徴収しない? (^^;