★★★☆☆ "Biohazard II apocalypse"

「強い女がカッコいい、痛快アクションホラームービー。」

英語名が "Biohazard" ではなく、"RESIDENT EVIL" となっているのは意外。

話は T-ウィルスが広まってしまった町からの脱出。企業が生物兵器を…と云う設定も含めて、大筋はエイリアンと一緒で、深みのあるストーリーなんてのを期待するようなものではないけれど、ウィルス開発の動機はちょっと意外だった。ご覧になって確認くだされ。

ご存知の通り、オリジナルはゲームなんだけれども私はゲームの方は知らない。ずいぶん昔、友だちに借りたことがあるのだが、怖くてすぐに止めてしまった。その前に、エネミーゼロをやっていたのが尾を引いているんだけれども…。

エネミーゼロは見えない敵と戦うゲームで、手がかりは探知機が鳴らす音だけ。敵が近づくと音が大きくなってくるので、それを手がかりに敵を倒して生還することを目指すのだ。ほとんど最後までクリアしかけていたんだけれども、エンディングが近づくに連れてノイローゼに近い状態になってしまい、完遂することなく中断してしまった。暗闇を歩いていると、あの音が聞こえる気がしてしまい、高い緊張を強いられる生活が続くはめになってしまって…。

それ依頼、ストーリーではなく音響で恐怖を煽るゲームはやらなくなってしまった。ま、ゲームに取られる時間ももったいないしね。

映画はいい。ミラ・ジョヴォヴィッチがカッコいいし。彼女、フィフス・エレメントジャンヌ・ダルクにも出てたんだけど、少し浮世離れした雰囲気がいいんだろうね、きっと。