関西フットサルリーグ 2005 第 6 節

「久しぶりの関西フットサルリーグ観戦。」

CASCAVEL KANSAI の試合を見たかったが、朝一番のゲームだったため、諦めて夜の MAG'S の試合を観に行った。

到着したときは、MAG'S 戦の一つ前の funf bein vs 旭屋の試合が残り 3 分といったところ。2-1 で旭屋が勝っている状況で、会場は異常に盛り上がっていた。終了間際に旭屋が 1 点を追加し、3-1 で旭屋が勝った。

さて、お目当ての MAG'S vs F.T.BLOW の試合。前節までで MAG'S が 1 位で、F.T.BLOW は 12 位 (最下位) となっている。この状況では、まず MAG'S の勝ちは間違いない。予想通り、圧倒的に MAG'S のペースで、ボール支配率からして違う。大阪市立東淀川体育館のコートはやや狭く、MAG'S はフルコートのマンマークで、F.T.BLOW に攻撃の隙を与えない。なかなかボールを前へ運べない F.T.BLOW は、どうしても防戦の時間が長くなるが、ゴールを死守。しかし、前半の 10 分を過ぎたあたりから MAG'S の本領発揮。中央でめまぐるしくポジションを入れ替えながら 1 タッチ、2 タッチでつないで F.T.BLOW の守備を翻弄する。客席で見ていても目が回るほど。台風のような怒濤の攻撃であれよあれよと、前半を 6-1 で終了する。

後半も似たような状況でゲームは進むが、気合いを入れ直して集中力が高くなった F.T.BLOW が、少し攻撃が単調になった MAG'S のパスコースを読んで、ボールをインターセプトする機会が増えてくる。高い位置でプレスをかける MAG'S の裏のスペースを使って、時折、カウンターを試みるが、狭めのコートでは戻りが早い MAG'S のディフェンスを振り切るのも難しく、もう一人のフィールドプレイヤーのようなゴレイロの動きも良く、なかなか得点にはつながらない。 一方、厳しいプレスで考える時間を与えない MAG'S のディフェンスは、F.T.BLOW のボールをことごとく絡めとってゆく。F.T.BLOW の遅攻はほとんど形にならない。MAG'S がボールを奪った後は、かなり高い確率でシュートまで持っていってしまう。おそらく、攻撃機会の数は 5 倍は違ったのではなかろうか?

結局、狭いところでもボールをつないで何度もシュートチャンスを作りだし、怒濤の攻めを見せる MAG'S が 9-3 の圧勝でゲームを終えた。 MAG'S 強し。ここまで負けなしの MAG'S が今年度も優勝するのだろうか?

ハーフタイムに、トイレの入り口で藤井選手とすれ違った。MAG'S の T-シャツを来た小さな子供に握手をサービスしているところだった。もちろん、これは彼がトイレに行く前の話だ。(笑)

次節は CASCAVEL KANSAI と MAG'S の対戦。目が離せない一戦だ。