学校

「これが良い結果を生むとは思えないのだが…。」

「時間」ではなく「成果」こそが必要なものだと云う認識が薄い IT 業界こそ、メールやブログ、Web やその他の技術を駆使して、在宅作業を可能にするべきだ。日頃から、他所の業界に IT 化やシステム化を提案してるのに、自分たちの業務は属人的な手段から脱却できない。このジレンマは、現代版「医者の不養生」「紺屋の白袴」である。

# ノンシステマティックなシステム開発

それはさておき、子供たちは学校へ行った方がいいと思う。

先行事例で学校復帰などの事例が上がっているらしいが、その事例が特殊ケースと云うことは考えられないのだろうか? カリュキュラムだけが大事なら学校に行く必要なんてなくって、不登校ではない一般の生徒だって、自宅学習システムを利用したいと考えそうなものだが…。

国語、算数、理科、社会よりも大事なことがある。学校は社会の縮図であり、社会だと大問題になるようなことを、小さな問題として体験できるスモールワールドだ。だから数多くの問題を体験するために、学校へ行った方がいい。他人の考え方に触れるためにも、周りを見る目を養うためにもね。

不登校は問題であり、自主的に登校するような改善は必要なんだが、コトナカレ主義的な解決しか見出せず、改善力がないようでは、"問題を解決すると云うこと" そのものを教えることができない訳で、このあたりがジレンマではあるのだが…。

もしかしたら、子供よりも大人の教育が必要なのかもしれない。